薬剤師国家試験に落ちる人の特徴8選!受かるにはどうすればいい?

薬剤師国家試験

薬剤師国家試験は、薬学部生にとって大きな関門です。毎年、多くの受験生が合格を目指して挑みますが、全員が順調に合格できるわけではありません。

この記事では、「薬剤師国家試験に落ちる人の特徴8選」をご紹介します。どんな勉強法が危ないのか、どんな心構えが必要なのかを押さえておくことで、あなたも合格に一歩近づけるはず。

これから試験勉強に本格的に取り組もうとしている方、勉強をしているけれど不安を感じている方に、ぜひ読んでほしい内容です!

 

青本を先輩からもらって使う

薬剤師国家試験の勉強のため、青本を使う方が多いと思いますが、先輩からもらった青本を使っている方はいませんか?

先輩が使った青本にはたくさんのメモで重要なことが書かれていて、得したと思うかもしれません。ですが、よく考えてみてください。先輩がメモを書いたところがあなたにとっても必ずしも重要だとは限らないですよ。また、書いてあるメモ自体も間違いがあるかもしれません。どんなに優秀な先輩だったとしても人間は間違えるということを忘れてはいけません。

また、参考書にメモ書きするのは、その人がわからなかったりして調べて、気づいたことをメモすることになります。自分で調べて書くということで記憶への定着に繋がっています。自分の手を動かしたということが重要なんです。その機会を手放してしまうというのは、とてももったいないことです。

 

友達と勉強している

友達と一緒に勉強すること自体が悪いということではありません。友達と一緒に勉強することで、分からないことを教えあったりコミュニケーションをとることで試験のストレスを減らすことができます。

ただし、簡単にコミュニケーションが取れる状況でずっと勉強するのは問題があります。勉強は、基本的には自分との戦いです。自分がわからないところを、ただひたすら潰していくという孤独な戦いです。そこに他人は必要ありません。本当に集中して勉強できる時間は、1人の時しか生まれません。

一緒に勉強して、すぐに聞けるのはいいことですが、同時に相手の時間を奪っていることになります。また相手から自分の時間を奪われることにもなります。なので、有効な友達との勉強は、時間を決めて休憩時間に質問しあうなど、決めておくことをお勧めします。また人数は多くても2人までにしましょう。

自分一人で集中できる環境を作って、勉強していきましょう。

 

予備校の先生の授業を受けない

大学の授業で、6年時に予備校の先生の授業があるのであれば、必ず受けましょう。

自分で、「この範囲はわかっているから受けなくてもいい」と思ったとしても、見逃しているところがあったりしてテストになった時に100点とれるかどうかは不明でしょう。国試では1点で泣くこともあります、その1点が大事なんです。

予備校の先生は、国試のことを知り尽くしているので、自分で勉強するよりはるかに効率的に教えてくれます。たとえ得意分野だとしても、復習や細かい点の確認になります。

また、こういった授業にでないで自主勉強をしていると、なぜか焦ってきたりします。この授業でほんとは得るものがたくさんあったとしたらどうしようとか、さぼったので授業に出たよりも質のいい時間を過ごさなければ、といった焦りが出てきます。

 

友達付き合いを大事にしすぎる

大学時代にできた友達は大事ですが、国試の勉強中は友達付き合いに振り回されてはいけません。

友達と自分は、たとえ気が合うとしても別の人間なので能力は違います。友達は勉強が進んで余裕があったとしても、自分は全然進んでいないこともあります。

友達と一緒に勉強して、ついついしゃべってしまうとヤバイです!もちろんおしゃべりすることで息抜きになったりリラックスできるといういい点もありますので、バランスが大事。自分が友達の時間を奪ってしまうのも嫌ですよね。

友達と話す時間、自分の勉強に集中する時間、バランスを考えメリハリをつけてやっていきましょう。

 

スケジュールを立てようとしない

スケジュールを立てようとしていますか?

この科目をいつどの位勉強するのかを考える時に、スケジュールを考えるのはとても大事です。例えば過去問をやる際にどのくらい時間がかかるかを計ってみる、何分で難問解けたのかを確認する。そうすると、この過去問をやるのにどのくらいの時間がかかるのかがわかります。そういうことを元にスケジュールを立てます。

ただし、このスケジュールは絶対にどこかで崩れます。自分の苦手な科目では時間がかかってしまいますよね。なので、スケジュールがずれる度に調整し直していく必要があります。毎回、スケジュールを修正して組み立てようとする姿勢が大事です。

スケジュールなしで場当たりにやっていると、直前になってやっていないところが発生してしまったりします。

 

苦手科目を後回しにする

苦手科目は、ついつい後回しにしていませんか?

苦手科目はどうしても後回しになりがちですが、それでいいことは何もありません。むしろ足切りに引っかかる可能性が高くなってしまいます。

苦手科目は克服はできなくても、とりあえず毎日短時間でもいいので向き合うようにしましょう。

 

復習をしていない

復習はしていますか?

エビングハウスの忘却曲線をご存じでしょうか?この忘却曲線からは、人間は忘れる動物だが短期間で復讐してもう一度覚えると、覚えるまでに必要な時間を節約できるということをいっています。

一旦覚えたことを、20分経ったら4割の人が忘れていた。1日、1週間、1か月と時間がたつと、さらにどんどん忘れていく。初めの20分が特に凄い速さで忘れていく、ということがわかっています。これに対し、24時間以内に10分復讐すると、100%記憶が戻る、という実験もあります。さらに1週間以内に復讐すると5分で記憶が戻る、さらに1か月以内に復讐すると2~4分で記憶が戻るということだそうです。

ということから、覚えたことは24時間以内に復讐するのが大事なんだとわかります。

 

丸暗記しようとしている

薬学部の勉強では、覚えることがたくさんあります。そこで語呂合わせで覚えようとすることもあるでしょう。ただ語呂合わせに頼ってしまうと語呂を覚えること自体が大変で、語呂を忘れてしまった時のストレスがハンパないです。語呂合わせは最低限にした方が良いと思います。

ではどうやって覚えるのがいいのか?エピソード記憶を使うのがいいです。覚えたいことに何かエピソードを紐づけて印象を強くすることで覚えやすくなるんです。さらに何度も思い出すことによって記憶に定着しやすくなります。

 

まとめ

今回は、薬剤師国家試験に落ちる人の特徴8選をご紹介しました。

当てはまる点があった方も、今気づけたなら大丈夫です。間違った勉強法や生活習慣を見直し、早めに軌道修正することが合格への近道になります。国家試験は知識だけでなく、計画性やメンタルの管理も求められる試練です。焦らずコツコツ努力を積み重ね、自分に合った正しい勉強法で合格を目指しましょう。あなたの努力が必ず実を結ぶことを願っています!

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